どんなことがあっても言って悪いこと
10年位前。
独り身だった私の身内が
家で亡くなっているところを発見された。
司法解剖の結果、死因は餓死だった。
当時、
私はモラ夫の下で働き、
プライベートでは交際していたので
モラ夫に事情を説明した。
それからどれくらい経った頃だろうか。
モラ夫と些細なことで喧嘩した。
お酒が入っていたと思う。
次第に口論に発展し、
モラ夫:餓死すればいい!!
と私に言い放った。
それまで頭に血が上っていた私の血が、
一気に引いた。
私 :言っていいことと悪いことがある!!
言い返したけれど、
モラ夫はスネた表情を見せるだけだった。
しばらくモラ夫が許せず、
距離を置いた。
今思えば、
身内を亡くして精神的にショックなことを知っていながら、
わざと発言をしてくるモラ夫が
あまりに幼稚。
でもあの時は、
あんなことを言われて、
激怒する私が子供すぎるのか?と、
14才年下の私は悩んだ。